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How IT Works

プログラマーやっています。技術よりも人間学的なところが好きです。

2016年に読んで印象に残った本

前書き

 最近、今年を振り返るエントリーをよく見かけるので、便乗して書きます。

 自分の場合年間読んでいる本は大体200冊くらい行くと思います。技術書5割、漫画2割、ライトノベル1割、その他2割というところでしょうか。

 あまりマイナーな作品は読まないのですが、それでも人に勧められるくらいには本は読んでいると思うので、書いてみます。

技術書

CSSシークレット

 本自体をCSSとHTMLで書いたという意欲作です。

 例えば、台形の描画をどうすればCSSで記述できるのか?という問いを2~6ページくらいをかけてといていくという形式で進んでいきます。

 CSS3で新しくできたプロパティを使って解決することが多いのですが、発想が少し飛んでいて業務で使うレベルをはるかに超えています。

 CSSを極める本というのが一番近いでしょうか。CSSには自信がある! という人にこそお勧めできます。

 自分もそれなりにCSSに慣れてきたと思っていたのですが、デザインセンスや技術へのこだわりのレベルの違いを強く感じながら読みました。

Web制作者のためのCSS設計の教科書

 こちらもCSSに関する本です。

 上記の本はCSSの技術について深く踏み込んでいくような本でしたが、こちらはCSSの最新スタイルについてわかりやすく説明してくれる本です。

 オブジェクト指向CSSとかBEMといった実際の業務に応用しやすい内容です。

 CSSの文法や書き方はわかっても、そこからどうやって進めばいいかと思っていたところでこの本に出会いました。

 CSS初心者から一つレベルを上げるには良い本です。

JavaScript Ninjaの極意

 タイトルで引いてはいけません。正直、自分もこのノリについていけないのではないかと心配しながら購入しました。

 中身も多少ユーモアに富んでいてまじめという感じではありませんが、JavaScriptの書籍の中ではダントツで面白かったです。

 CSSシークレットよりはどちらかといえば業務で使えそうな内容ですが、JavaScriptの機能を使い倒すという感じのコードが多く、はっとすることが多いです。

 実際的にはライブラリ、例えばJQueryやAngularを使っていれば、この本のレベルの知識はいらないのかもしれません。ただ、よりよいコードを書くということを考えたときに、ぜひこの本を読んでほしいと思います。

 JavaScriptは欠陥をよく指摘されますが、機能をフルに使えるととても楽しい言語です。なので、ぜひこの本を手にとってもらえたらと思います。

JavaScript Ninjaの極意 ライブラリ開発のための知識とコーディング (Programmer's SELECTION)
ジョン・レシグ John Resig ベア・ビボー Bear Bibeault
翔泳社
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漫画・ライトノベル

神様のバレー

 簡単にいうと、バレーの実業団を日本一に導いたデータアナリストが進学校の中学生に指導することとなり、全国優勝を目指すという漫画です。

 あらすじからわかるように、戦略、データといったものを楽しむ漫画で、ジャイアントキリングに似ています。

 主人公のコーチは本当に綿密に計画を立ててながら試合を進めていくので、自分だったらどういう作戦を立てるだろうかということを考えながら読めます。

 今年読んだ漫画の中では一番面白いです。

神様のバレー 1巻 (芳文社コミックス)
芳文社 (2014-06-27)
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サツリクルート

 タイトルの通り、殺戮+リクルートが主題の漫画です。

 就活生のうち、アクマに選ばれたものは契約を交わし、能力を得ます。「面接官のリアクションを倍増させる能力」や「面接官を惚れさせる能力」などです。

 その代わり、就職試験に落ちたら、命を奪われます。

 かなりぶっとんだ設定ですが、かなり爽快なストーリーにまとまっていて、面白いです。

 主人公たちは一応まじめに就活してるのでシュールな感じもしますが、納得できるようにオチをつけているのは本当にすごいです。

 興味があれば、裏サンデーをのぞいてみるといいでしょう。

urasunday.com

東雲侑子は短編小説をあいしている

 ライトノベルですが、ほどよく現実的な青春小説です。とても純粋できれいな恋が表現されていて、何度でも読みたくなる本です。

 嫉妬や将来への不安、相手への恨みといった暗い感情も出てきますが、それを飲みこみながら前に進んでいく感じが素敵です。

 基本的に自分は一般小説よりライトノベルが好きなのですが、それは人間賛歌の話が多いからです。現実的であることよりも、きれいな夢を見せてくれる話がすきで、まさにこのライトノベルはドンピシャでした。

 少し古くなっていますが、ぜひ読んでみてほしい作品です。3巻でまとまっているので、まとめて読めるのもいいですね。

 あと、主人公の東雲さんは本当にかわいいです。

趣味

サプライズプレゼント―大切な人を喜ばせる贈り物集

 サプライズプレゼントというと、例えば結婚式の動画や卒業生への色紙などが思い浮かびます。

 そういうときに「みんなこうしているからこれで、いいか」と納得しがちです。

 でも、ちょっと待ってください。人を喜ばせる方法はあなたが考えている以上にたくさんあります。例えば、

  • 無地のジグソーパズルにメッセージやイラストを書いて、プレゼントする。
  • 同級生の写真を印刷したオリジナルかるたを作り、それで遊ぶ。
  • クリスマスに時間指定して、愛の言葉を書いた手紙を届けてもらう。
  • プレゼントとして名刺入れをあげる。そのなかに、相手への気持ちを書いた名刺を入れておく。

 この本には本当にたくさんのアイディアがあります。あぁ、こんなアイディアがあったのか、と1ページごとに感動します。

 サプライズ好きの自分としてはよくネットで調べたりするのですが、この本以上にいいアイディアはそうそうないと思います。

 今年買った本の中では一番、影響を受けた本です。

サプライズプレゼント―大切な人を喜ばせる贈り物集
篠原 一貴 喜ぶ笑顔.com
ロコモーションパブリッシング
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まとめ

 200冊読んだ割りには、印象に残った本はすんなり出せました。役に立つ本は多いですが、感動できる本にはあんまり出会えていないのかなぁという気がします。

 特に趣味関連が少ないですね。どうしても読んでいる本のバリエーションが少ないので、時間があればもっといろいろな分野にとり組めたらいいのかなぁと思います。

 とはいえ、ここにあげた本はかなりお勧めできるものばかりです。ぜひ、一度は目にとってもらえたらうれしいです。