寄せ書きについて
前書き
最近はずっと、LinuxとかGitの使い方といった環境面の勉強に終始しているので、あまり人に伝えれるような進展はありません。
なので、自分の趣味の一つである寄せ書き集めについて、振り返るエントリーを書こうと思います。
卒業祝い、結婚祝い、退社祝い、遠くに行った友達にメッセージを送りたいという人の参考になればうれしいです。
これまで関わったもの
まずは、これまで関わったものについて書きます。
- 色紙
- メッセージ人形
- フォトブック
- 動画
- メッセージブック
色紙
定番すぎて説明は不要かと思いますが、寄せ書きといえば色紙というイメージがあるくらい有名です。
色紙の何がいいかといえば、手軽さです。寄せ書きで色紙を用意して文句を言われることはないでしょうし、値段も1枚あたりに大して値段をかけなくて済みます。
さらに書くほうとしても2~3行のメッセージでいいので、お手軽です。寄せ書きをとりあえず作りたいという人は色紙がいいと思います。
ただ、寄せ書きは不特定多数の人に書いてもらうのに向いていません。東京、大阪、名古屋というように書いてほしい人がちらばっているとかなり手間になります。
学生はそんなことはないと思いますが、社会人の場合はよくある状況です。
さらに絵や表現がうまい人にとっては、デザインの幅が少ないです。スタンプ、マスキングテープ、印刷、シールといったあらゆる手段を使いにくいです。
なので、本気で誰かを祝いたいという場合は、寄せ書きでは限界があります。
さらに言うと色紙は伝統行事的なものなので、大体渡す前にばれています。そのべタさがいいという人もいるのかもしれませんが。
男子が多いとか、とりあえずで済ませたいという人以外は、もっと良い手段があるのではないかと思います。
メッセージ人形
女子の先輩が卒業する際に送りました。自分が主導したわけではないです。
先輩はずいぶん喜んでいたので結果的にいいとは思うのですが、個人的には色紙と同じ理由で好きではありません。
とはいえ、色紙よりはまだ意外性という点で評価してもいいと思います。
フォトブック
留学に行っていた同級生のために、とある人が企画してフォトブックを渡したことがあります。
写真がメインで、ところどころに空いたスペースにみんなでメッセージやイラストなどを書き込みました。
写真を使っている以上色々なデザインができますし、個々人ができるデザインもそれなりに幅があります。できないのは、印刷くらいでしょうか。
ある程度適当に作っても見せれるものが作れますし、それなりにいい方法だと思います。
詳細は聞いていませんが、フォトブックを作ってくれるサービスは巷にたくさんあるので、それを使ったと踏んでいます。
それでもいいですし、適当な画用紙に写真を張るのもいいですね。
ただ方法によりますが、不特定多数に弱いという欠点は解消されていません。また、編集者のセンスの裁量が大きく、みんなで作ったという感じにはなりにくいのが少々ネックですね。
手軽さとデザイン性のコストパフォーマンスはなかなかいい選択だと思います。
動画
同級生の結婚式と、後輩の卒業式で2回見ました。
その瞬間の破壊力というか、感動を誘えるという点では、動画がもっとも優れた手段だと思います。
思い出の写真を音楽に乗せて流したり、同級生で協力して踊りを踊るといった動画を見たことがあります。どちらもかなり手間がかかっているのがわかり、とてもよかったです。
手間と技術、アイディアが必要で、とても難しいですが、挑戦する価値はある分野だと思います。
ただ、編集者の裁量が大きすぎること、一人一人のメッセージが伝わりにくいのが難点でしょうか。
全員の気持ちをちゃんと伝えたいのであれば動画はどうかなぁと思います。
メッセージブック
フォトブックに似ていますが、こちらははがき大の白紙の用紙をみんなにくばって自由に書いてもらうという形式です。
つまり、デザインは全部相手任せというやりかたです。自分は印刷もできる紙を選んでいました。
集めた用紙はポストカードを入れるアルバムに入れて渡すのが無難かと思います。
自分は製本してひもで縛るという形式を取りましたが、気持ちを伝えるという意味ではとても効果がありました。
メッセージブックは用紙を郵送でやり取りするだけでよい、枚数をいくらでも増やせる、デザインは完全に自由、という点で自分は一番好きな方法です。個性がずいぶん出ます。
女子とか、デザインが好きな人が多い場合はこれがベストかなぁと思います。ただ、他の参加者の忙しさや、情熱を加味して、フォトブックもいいかもしれません。
これからやってみたいこと
- トランプ
- 名刺
- Webサイト
トランプ
トランプでもカルタでもなんでもよいのですが、無地のカードが売っているのでそれを買ってきて表面に自由に書いてもらいたいなぁと思います。
ただ実際買ってみると、トランプはかなりツルツルだったので、にじむのが少し怖いかなという感じです。
あとは、印刷ができない、各種ペンが使いにくいので、結婚式の2次会くらいが適当な気がします。
事前に時間があるのであれば、データを送れば作ってくれるサービスがあります。ただ、個人的には手書きの良さが出せないので、少し躊躇します。
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名刺
名刺は裏表を十分に使いやすい、用紙がたくさんある、印刷できるという点でかなり優れていると思います。
しいて言えば、メッセージ欄が小さくて少し難しい気はしますが、裏表を使えば何とかなるのかなという感じです。
あとは結婚祝い、卒業祝いであれば、名刺入れと一緒に贈ることができるというのがとてもいいですね。
たくさんメッセージを書きたければメッセージブックがいいでしょうが、それ以外なら名刺はなかなか面白いと思います。
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Webサイト
手間はもっとも大変ですが、Webサイトでフォトギャラリー、メッセージギャラリーを作ってみたい気持ちはあります。
寄せ書きのサービスはすでにあるようですが、手書きの良さを超えていない感じがぬぐいきれていないので、それならほかの手段のほうがいい気がしています。
いつまでホストするのかとか、手書きよりもいいものができるのかというところが課題ですが、デザイン次第では可能性がある気がします。
技術者の方であれば、挑戦してみたら面白いと思います。
これまでに行ったサプライズ
ディズニーのサイン
メッセージカードの中に何枚かディズニーキャラクターのサインを入れて、驚かせたことがあります。
ミッキー、グーフィーあたりは並べばサインしてもらえるので、頑張れば必ず手に入れることができます。
相手がディズニー好きなら、結構喜んでもらえるのではないかと思います。
似顔絵
似顔絵は最近は写真さえあれば、書いてもらえます。
自分はFacebookあたりから写真を拝借したり、他の人へのサプライズの際の動画を借りて、Webサイト経由で似顔絵を書いてもらいました。
全員が似ていたかといわれると微妙ですが、特徴はつかんでいたので喜んでもらえました。
Web経由でなくとも、イベントで似顔絵を書く人を捕まえたり、店を持っている人に会いに行ってもいいですね。
まとめ
どうでしょうか。意外に寄せ書きを集める表現方法はあることが伝わったでしょうか。
自分は女子が多い学科出身なので、できるだけみんなの表現を生かす方法はないかなーと考えながら、寄せ書きを作ってきました。
なので、そこらへんを生かすような方法は伝えられたかなと思います。ぜひ、大事な人を喜ばすために色々考えてみるといいと思います。