How IT Works

プログラマーやっています。技術よりも人間学的なところが好きです。

最近取り組んできたことの振り返り(2017年末~2018年3月)

動機

 思い返すと、2017年末くらいから色々とコードを書くようになって、それなりに形にできたのでその振り返りをしたいなと思います

やってきたこと

配球ゲーム

github.com

 バドミントンの配球を2次元に落とし込んで読み込んでみようという試みで書いたシミュレーションです。製作期間は2か月足らずくらいでしょうか。

 細かいところは大体Qiitaに最近は書いているので、技術的なところはそこを見てもらえれば。

ClojureScriptで配球予測ゲームを書いてます - Qiita

 感覚的なところで言うと、これが一番収穫だったかなぁという印象です。

 Lisp系の言語を使ってそれなりに知見を貯められたとかそういうところもありますが、自分の思考とプログラムを近づけるということが一番自信を持ってできたというところで価値があります。

 表現が伝わるか難しいですが、ライフハックそのものではなく思考を拡張することこそがシステムの価値じゃないかという思いがあって、 そこに踏み込めた第一作としてはとてもよかったです。

統計ごっこ

github.com

 バドミントンのいいデータセットが見つからなかったので、とりあえず人力でJSONを書いてそれで分析していました。

 1試合どころか1ゲームで6時間かかったので、途中でまじめにやるのは無理だとわかりました。

 分析結果は一応他のブログに書きました。

バドミントン・メモ:女子シングルスを数値で見る

バドミントン・メモ:女子シングルスを数値で見る2

 簡単な分析であってもそれなりの知見が得られることはわかって、その点では満足でした。

 ただ、複雑な分析をする手段をもっていないので、そこが足りないのかなと思いました。ストローク同士の関連を見たり、複雑な相関を見る道具がそろっていないのは実感しました。

 Rとかを触ればいいのかなぁとか色々模索はしていますが、結論は出ていないです。

 また、データセットをとるためには、たぶんYoutubeAPIとOpenCVを組み合わせたりして自分でやるしかない気がしていますが、そこまでの価値があるのかちょっとわからないので、保留中です。

指示出し器

github.com

 何も考えずに買ったAmazon Echoを買いました。

 練習の指示を出したら楽しいんじゃないかと思って、指示を出してくれるスキルを作りました。

 でも、Alexaは対話型なので、一方的に話しかけてほしい自分の願いはかなわなさそうだったり、そもそも音声に反応する練習を積んでも意味がないのではと思い作って終わりです。

 ついでに作ったメモ用のスキルのほうが役になっています。

GitHub - dexia2/MemoSkill: Slackにメモを保存するスキル

Alexaを使ってSlackにメモを保存する - Qiita

 練習メニュー管理、量の記録あたりなら役に立つかもですが、ちょっと考え中です。練習テーマあたりを言ってくれたらうれしいかなぁ。

 可能性は感じましたが、まだ積極的には生かせていないです。

書籍管理

Google Apps Scriptで書籍を管理する - Qiita

 珍しく実用品を作りました。

 とはいえ、似たようなサービスはもうあるらしいので、技術の実験的なところですね。Google App Scriptは便利で自分のような個人用作品を使うにはまぁそれなりに使えそうでした。

 やる気がないところをやる気がないなりに成果を出すというところでは最高です。

振り返ってみて

 やはり一番よかったのはProcessingで遊んだ配球ゲームですね。

 機械学習や統計、画像処理をやることで他の人に貢献できるんじゃないかという気持ちはあるのですが、自分の感覚とどれくらい一致するか?というところを考えるとビジュアライゼーションの優先度が高いかなぁという気がしています。

 あるいは練習管理が結構大事で、練習のテーマ管理、テスト管理、あとはモチベーション管理あたりが課題になっていて、そこらへんの心理的側面をどれだけシステムで行けるかなぁというのが今の気持ちです。

 いろんな技術をまたげるようになってきた感じはしますが、まだ本質に近いものを量産できていないので、そこにまた近づけたらいいなと思います。

 それはさておき、Git HubとQiitaはエンジニアのInstagramとは言いえて妙ですね。本当にそんな感じです。